ヒューマニティーDX — 管理なし、仕組みで動き、人が輝く
最終更新: 2026年8月28日
ヒューマングループは、社内のあらゆる業務を『One Chat』に集約し、ムリな管理ではなく"しくみ"で仕事が回る環境をつくりました。その結果、残業や確認作業が減り、スタッフがお客様に向き合う時間や、それぞれのスキルアップにつなげる時間が増えています。
経済産業省 DXセレクション2026 準グランプリ、日本DX大賞 優秀賞(2025・2026)、ITコーディネータ協会表彰を受けた『ヒューマニティーDX』の取り組みをご紹介します。
DXの主役は、あくまで「人」。
私たちは、自動車学校や貸切バス・観光事業など、地域のお客さまと向き合うサービス事業を展開してきました。だからこそ、DXでも「人の温かさ」や「顔が見える関係」を失わないことを何より大切にしています。
私たちの経営理念は「ヒューマンで人々を幸せに」。目指してきたのはツールの進化ではなく、人の進化です。デジタルは手段であって、目的ではありません。デジタルとアナログ、両方のタイヤを同じ大きさで回していく。その先に一人ひとりが輝く組織があると信じています。
デジタル投資の歴史
1953年に長崎県佐世保市で創業したヒューマングループのDXの歴史は、初代社長による自動車学校の創業期にまで遡ります。
| 1953 | 初代社長が自動車学校を創業 |
|---|---|
| 1980 | オフィスコンピューター導入 |
| 1989 | 2代目社長が就任。「全員経営、全員コンピューター」を掲げる |
| 1996 | 社内システム構築 |
| 2001 | 経済産業大臣賞 情報化促進部門にて受賞 |
| 2003 | 現社長(内海梨恵子)が入社 |
| 2024 | 3代目社長が就任、社内システムをLarkへ移行 |
| 2025 | 日本DX大賞2025 業務変革部門 優秀賞/ITコーディネータ協会 ITC賞 最優秀賞(社内改革部門) |
| 2026 | 経済産業省 DXセレクション2026 準グランプリ(長崎県勢初)/日本DX大賞2026 価値創造部門 優秀賞 |
すべての仕事を「一つのチャット」に集約
私たちのDXの核は、チャットツールを土台に、連絡・申請・共有・振り返りまでを一か所に集める「One-Chat DXモデル」です。チャットとタスク、ワークフロー、フォーム、Botなどをつなげることで、「探さない・迷わない」仕事環境を実現しました。難しいシステム開発ではなくノーコードツールなので、現場メンバーが自分たちで改善を続けられます。
残業削減、ミス防止、コミュニケーション改善まで
申請や報告、稟議など、これまで紙や電話で行っていたものをチャットやフォームに置き換えました。月に何十時間もかかっていた集計作業が、ボタン一つ・数分で終わるようになった業務もあります。紙の書類や二重入力が減ったことで、ミスや確認依頼のやりとりも目に見えて少なくなりました。
現場の声 — 業務効率化
タスクの進捗状況確認や毎月の定型業務のメッセージなどを自動通知にしています。業務を漏れなく管理できるし、進捗状況も確認しやすいので、「あの件どうなってる?」の確認の手間がほぼ無くなりました。(経理スタッフ)
現場の声 — 情報共有
社内連絡をチャットに一元化したことにより、ファイルのやり取りや確認・報告などがスムーズになり、社内での情報共有のスピードが上がりました。スタンプのみで反応できるので、無駄なやり取りが発生せずレスポンスもスマートです。(企画スタッフ)
現場の声 — 総務・管理
これまで紙で回覧していた稟議書をシステム上で申請・承認することで、最終決裁までのスピードが大幅に短縮しました。承認フローが可視化され、どこで止まっているかもすぐに把握でき助かります。(経理スタッフ)
第三者からの評価
プログラミング知識が無くてもシステムを開発できるノーコードツールを活用し、自社で100を超える業務アプリを内製。低投資で基幹システムを再構築し、大幅な効率化と離職率の低下(12%→3%)など具体的な成果が創出されている点が評価されました。「実践の成果をもとに、他企業などにも広め事業を起こしている。まさに地に足がついている」という審査員の講評もいただいています。
数値の詳細は実践事例(数値と定義つき)、公表中の戦略はヒューマングループDXビジョン2026をご覧ください。
強みを活かして、支援事業へ
ヒューマングループの強みは「変化を楽しみ、新しいものに躊躇なく飛び込む」ところ。これまで自社のために蓄積してきたノウハウ(ヒューマニティーDX)を、外部企業への支援サービスとして提供しています。システム導入支援や企業のデジタル化全般の支援を通じて、地方の中小企業の発展に貢献してまいります。